―― 子育て・介護を経て見えた、「働きやすさ」の本質
「子どもが熱を出したとき、預け先がない。部活の応援にも行けない。」
「祖父母の最期を見送りたいけれど、仕事がある――」
これは、株式会社amis代表・山城麻美氏が実際に経験した“しにくさ”の数々です。
育児、介護、仕事。どれも大切だからこそ、何かを犠牲にしている感覚に心が揺れる毎日。
そんな中、在宅で祖父母の看取りをやりきったとき、山城氏が感じたのは
「人生で最高のギフトだった」という確かな実感。
その体験が今、amisという職場に流れる“支え合い”の文化と、
「制度は手段、目的は社員と人生を共にすること 」という想いの根幹になっています。
見えない想いを、“制度”と“空気”に変える
amisでは、従業員の多様な背景に寄り添うため、以下のような取り組みを進めてきました。
―― amisの取り組み
■ 就業規則の見直しと「見える化」
社会保険労務士と連携し、介護休暇や時短勤務の制度を整備。
誰もが「使っていい空気」を感じられるよう、制度の明文化と周知に取り組んでいます。
■ 実態把握アンケートと個別面談の実施
20代のシングルマザー、介護と仕事を両立する若手スタッフなど、
現場のリアルな声を拾いながら、就業時間の調整や子連れ出勤など、柔軟な対応を日常化。
■ “相談しなくていい”文化づくり
デイサービスの送迎や子どもの行事は、勤務表にあらかじめ記載。
「休みます」と伝えるのではなく、「共有する」ことで支え合う関係性が自然に生まれています。
―― 「働きやすさ」はチームで育てるもの
2つの拠点にはそれぞれ個性があります。 ベテランが多く自律的な高嶺事業所と、若手が多く声を掛け合う小禄事業所。
それぞれの強みを活かしながら、「誰かが困ったときは、誰かが手を差し伸べる」。 そんなチームの空気感が、働きやすさの土台になっています。
そして何より特徴的なのが、社員たちの口から自然に出る「会社が好き」という言葉。 まるで“推し活”のように、仲間や会社を応援する文化が根付いています。
制度は“組織成長”の土台でもある
山城氏は、
